デザインについて

デザインについて

本来、デザインとは図案や模様を組み合わせてレイアウトすることで、芸術、美術的な意味を含んでおり、美術を商業などの実用品に応用するため応用美術とも言います。
また、商業的なデザインを商業美術とも言い、近年、商業美術におけるデザインが企業のブランディング(企業や商品のブランド化)戦略に大きく関わるなどその重要性が改めて注目されています。
企業ブランディングとは、企業経営における第5の経営資源といわれる「ブランド」を戦略的に高める施策、方策のことで、特に社会における企業信頼を高める方策のこと指してを「企業ブランディング」と言います。
企業ブランディングが浸透したのは1980年代と言われていますが、近年ではブランド力を上げるためにロゴや社名を変更する企業も見られるようになりました。
近代における企業成長は優良なブランディング無くしては語れないともいわれております。


  1. ロゴデザイン
    ロゴの起源は、自分の家畜などに焼印を施し、他者の家畜と区別するために取り付けていた単なるマークだったといわれていますが、時代と共に良品の場合商品が普及する過程で、消費者がマークを見て「高品質」「信頼性」「安全・安心」等の判断を行うようになってゆきました。
    そして、近年では消費者感覚が更に変化しマーク自体が重要な意味を持つようになってきました。
    現代では、マーケティング分野におけるブランドの価値が注目されており、ブランド価値は無形資産として高く評価されています。
    ロゴタイプとは、図案化・装飾化された文字・文字列で、団体名、商号、商品名、雑誌名、書名などを印刷・表示するのに使われ一般的にはロゴと略します。
    ギリシア語のロゴテュポスに由来し、ロゴ = 言葉、タイプ = 活字からなり、本来は1単語のための連字活字を意味しました。
    文字ではないグラフィカルな記号やアイコンはロゴタイプではありませんが、企業名などではロゴタイプに記号が付随することが多く、記号のみでロゴマーク(和製英語)と呼ぶこともあります。
    ロゴタイプを使用する目的は、一般の文字・活字・書体とは異なる、特別なものを用いることにより、その対象物の差別化を図ることにあります。

    • ロゴタイプ:企業名や商品名を文字としてデザインします。
    • ロゴマーク:企業名や商品名をイメージを図形などで表現します。
      ※ロゴマークは和製英語ですが、あえて区別のためにロゴマークを使用しています。
  1. 商標デザイン
    商標とは、商品を購入し、あるいは役務の提供を受ける消費者が、その商品や役務の出所を認識可能とするために使用される標識(文字、図形、記号、立体的形状など)をいいます。
    商標は、商品の販売に際しては商品または商品の包装、役務の提供に際しては、役務の提供に使用される物に付して使用し、消費者は、商標を知覚することによって商品や役務の出所を認識し、購入したい商品、または提供を受けたい役務を選択することができます。
    商品の販売や役務の提供を継続すると、商標は消費者に広く知られることとなり、商品の品質や役務の質が一定以上のものであれば、その商標はブランド化し財産的価値が備わるようになります。
    この財産的価値は、特許権や著作権にならぶ知的財産権の一つと位置づけられ、条約や法律による保護対象となっています。
    商標を独占的に使用できる権利を商標権といい、登録を商標の保護要件とする法制度のもとでは、登録された商標を登録商標(registered trademark)といいます。

  1. パッケージデザイン
    ユーザビリティや内包する商品の品質を保つための構造といった実用面はもとより、店頭に陳列された際の商品の見え方や、ターゲットに対しての商品コンセプト・シズルの表現方法が、グラフィックを中心にあらゆる角度から計画・検証します。
    また、商品の使用方法や注意事項など消費者に分かり易くスマートな説明をデザインします。
    流通や経済が発展しニーズが多様化した現代社会において、パッケージは内容物よりも先に生活者の知覚に作用するインタフェースであり、その本質や魅力を的確に表現することはもとより、商品を使用するシチュエーションや生活スタイル・付加価値の提案など、新たな文化・価値観を生み出す役割も担っています。
  1. キャラクターデザイン
    キャラクターとは、企業などの「共通性を持つ集団」を表現するために用いられる動物や人間を模したマスコットキャラクターのことで、ロゴ同様、企業ブランディングを実現する手段として注目されています。
    以前は大企業やスポーツ団体、公共団体など大組織以外は余り用いることはありませんでしたが、近年では中小企業や個人商店などでも制作するようになってきました。
    また、キャラクターに商品や役務の内容を説明させたり、各種ナビゲーター役等を行わせると文字だけの説明に比べてやわらかく楽しい雰囲気を演出したり、ロゴと共にキャラクターが商品イメージとなったり企業戦略の上でも大いに役立ちます。
  1. チラシ、ポスター、雑誌広告など、その他のデザイン
    IT技術がいかに進歩しようとも、昔からの媒体であるチラシやポスターは企業戦略の中でも欠かすことの出来ない存在です。
    また、地域限定のWeb戦略に関しても、フリーペーパーや地域広告媒体(地方新聞など)などを用いたデジ・アナ連動型広告戦略は絶大な効果があります。
    しかし、PR方法や広告の内容次第で消費者のコンバージョン率に大きな変化が現れます。